2007年10月07日

国債の担保は何ですか?

 国の借金は今年6月末に836兆円を超え、その後も増え続けている。ところで国の借金の証書である国債だが、その担保は一体何なのか。一般にお金を借りるときには、何らかの担保をお金の貸し手に差し出す。住宅ローンの場合は、通常購入した不動産が担保となる。
 ところで日銀が新たに発行する日銀券つまりお札だが、これもいわば日銀の借用証書のようなものである。昔は兌換紙幣といって、その担保は金との交換ができることであった。その後不換紙幣になって、新たな日銀券発行の担保は信用ということになったが、実際には日銀が保有する国債が担保になっているようだ。
 それでは国が発行する国債の担保は?国自身ということになるのか?確かに昔は国債の発行と戦争との間には密接な関係があったようだ。特に軍事国債の場合、担保は戦争に勝つことだったのだろう。その証拠に戦後、占領軍は日本に圧力をかけ、国債の発行を禁止する法律をつくらせた。財政法4条だ。財政法5条では、日銀が国債を引受けることも禁止している。日本に2度と戦争をさせないための圧力だったと考えられる。
 ただ例外として、国会が認めた金額の範囲内で建設国債などの発行を許容した。皮肉にも現総理の父、故福田赳夫氏が大蔵大臣のときに戦後初めて赤字国債と建設国債が相次いで発行された。残念ながらその後財政規律のたがが緩み、現在の巨額な借金にまで膨らんでしまった。
 担保の価値は、基本的にはそれを換金したときの価値である。建設国債でつくった高速道路がお金を産み出すのであれば問題ない。しかしもしそれがほとんど車の通らない道路であったら、そこからは何も生み出さない。つまり担保の価値はほとんどない。経済を活性化させるための国債であれば、税収を増やし国の借金を減らすのが担保になるということではないか。
 戦争は許されない現在、国の借金の担保は何なのか?もちろん専門家は国が持つすべての資産が担保であると言うかもしれない。ただその資産がどの程度の冨を生み出すことができるのか、国のバランスシートをもう一度きちんとチェックしてみる必要がある。

(連携サイト「日本シンクタンク・アカデミー」)
 http://www.npo-jtta.jp/
posted by 岡本憲之 at 07:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
答えになってないやん。

国債の担保=国家資産ということか?

Posted by bamboo at 2010年09月01日 12:27
いまいち、理解出来ない?(>_<)。
Posted by ラッキーまん at 2012年02月14日 21:45
答えになってない。
読む時間が無駄だった。
Posted by at 2012年12月03日 16:14
ちゃんと答えを書きなさい
Posted by アベノミクソ at 2013年05月30日 15:43
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