2021年08月21日

人類を救う社会科学革命(2)

日本学術会議は、人間社会の秩序を支配するのは法則ではなくプラグラムであると言った。それは言語などで記述された法制度や慣習等のルールなどである。しかしこれらのプログラムは、変容(変わること)するし、違背(従わないこと)も起きる。そんなプログラムに基づいて構築された理論などは、果たして科学と呼べるのだろうか。それらは法則に基づいて構築された理論体系ではなく、単に現象を説明するための道具に過ぎないのではないか。

それでは人間社会の秩序を追及していく学問、すなわち本当の社会科学と呼べるようなものは存在しえないのか。この問いは、人間社会に法則と呼べるようなものは存在しないのかという問いに置き換えることができる。つまり本質的に変容も違背も起きない社会法則と呼べるようなものが存在するのかという問いである。

社会現象の中から社会法則と呼べるようなものを洗い出し、より根源的な社会法則を見つけ出していく。そしてそれらの社会法則に基づいて現象を説明できるような理論体系を構築していく。それができて初めて社会科学も本当の科学になるのではないか。逆に言うと社会科学が本当の科学でないから、進歩の概念も曖昧で(むしろ進歩していないようにすら見える)、自然科学由来の科学技術と人間社会(社会科学が扱う領域)のギャップが広がる一方ではないのか。最近では、筆者のこの疑問はますます強くなってきている。









posted by 岡本憲之 at 11:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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