2014年04月18日

疑念が晴れない高速取引(HFT) 

 ニューヨーク州司法長官が高速取引会社に召喚状を送ったことが報道されていた。この高速取引(HFT)を巡っては、どうも以前から疑念が拭えない。
 指摘の1つは、HFTで瞬間的に上げ相場をつくり、一般の投資家が少し遅れてその流れに乗ってきたところを売り抜ける手口である。そんなことが本当になされているとしたら、市場経済における健全な市場取引を損ねることになるのは言うまでもない。
 自由な市場取引に名を借りた不正を許してはならない。金を儲けることだけを目的に、HFTのような高度技術を用いた投機的取引は規制されるべきである。そのような市場をゆがめるだけの技術ではなく、本当に世の中のためになる取引技術こそ開発促進されるべきである。

日本シンクタンクアカデミー
http://www.npo-jtta.jp/


posted by 岡本憲之 at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック