ところで在宅介護へのシフトを促す取り組みは既に始まっているが、なかなか期待通り進まないのはなぜか。要因の1つとして、医療・看護と介護の連携がうまくいってないことがあるような気がする。つまり縦割りの弊害である。特に在宅の場合、訪問看護と訪問介護の連携は欠かせない。
医師会や行政などの理解が進んでいる地域では、比較的在宅医療も進んでいるという。在宅介護も関係者の理解が欠かせない。現在それぞれの地域で導入されつつある地域包括ケアの枠組みの中で、訪問看護や訪問介護など関係者の理解を得ながら、在宅介護へのシフトに向けた一刻も早い連携体制の構築が求められる。
日本シンクタンクアカデミー
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