2009年01月07日

オバマ期待効果と経済指標悪化との綱引き

 ここのところ経済指標の悪化にもかかわらず、米株式市場は比較的堅調であった。その最大の理由は、オバマ新政権に対する期待効果であると思われる。どうやら次期政権が実施を検討している、減税を含む経済政策への市場の期待はかなり大きいようである。
 ところで全米雇用レポートとして知られる、ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用者数(政府部門を除く非農業部門)が本日発表されている。米雇用統計の2日前に発表されるため、その結果を占う参考指標として市場の注目度は高い。昨年12月の結果は前月比69.3万人減と、市場予想の50万人程度の減少よりかなり悪かった。
 今週9日に発表が予定されている米雇用統計(昨年12月分)、市場予想は前月比50万人程度の減少が見込まれている。ADPレポートの結果からすると、やはり米雇用統計もかなりの悪化が予想されよう。予想より大幅に悪化した場合、問題は市場の反応である。
 実体経済の悪化をオバマ期待効果がどこまでカバーできるのか。もし米雇用統計の大幅悪化にもかかわらず、市場が何とか持ちこたえれば、オバマ効果の持続性が高まる。その意味で9日発表の米雇用統計は、市場にとって今年最初の試練となろう。

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posted by 岡本憲之 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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