日ごろの生活で悩みや不安を「感じている」との回答が70.8%と4年連続で前年を上回り、81年に同じ質問を始めてから初めて7割を超えた。
悩みや不安の内容(複数回答)は、「老後の生活設計」が57.7%と6年連続最多。次いで「自分の健康」49%、「今後の収入や資産の見通し」42.4%となっていた。
悩みや不安を「感じている」との回答を年代別にみると、50代が76.2%と最も多く、40代や60代でも7割を超えている。これらの世代で悩みや不安を「感じている」人の割合が高いのは、そう遠くない将来に迫ってきた自分の老後に不安を感じているせいではないか。政府への要望(複数回答)で、「医療・年金等の社会保障構造改革」が72.8%と、前年に続いてトップだったことからもそれがうかがわれる。
少子高齢化が急速に進む中、多くの国民が社会保障制度の持続可能性に不安を感じている実態が改めて浮き彫りになった。「老後の生活設計」への不安は、とりもなおさず「お金と健康」への不安である。「お金と健康」に不安を抱えたままでは、「生きがい」のある老後人生を過ごすことはできない。社会保障制度を持続可能なものにしていくための改革が急務となっている。
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