一方で日本の個人金融資産は約1500兆円、米国に次ぐ規模だ。しかしその内訳をみると、約半分がほとんどゼロ金利の現預金。生命保険を加えると約3分の2に達する。
日本の個人金融資産の年齢別分布をみると、当然のことかもしれないが高齢者に偏っている。若い時代に働いて蓄えた資産を高齢期に保有しているからだろう。その高齢者の個人金融資産、これからは一方的に取り崩していくことになるのか。
鍵を握るのは運用利回り。世界の運用利回りの常識は7%程度。日本の預金金利はほぼゼロ。10年国債でも1.4%でしかない。利回りを高めるために期待される株式や投資信託の割合は低い。
個人も安全性だけを指向していては金融資産を取り崩すしかない。超高齢社会を乗り切るには、個人金融資産の運用利回りを高め、その目減りを防ぐことも重要な課題となる。
日本シンクタンク・アカデミー
http://www.npo-jtta.jp/
シニアのための生きがいキャリア塾
http://www.npo-jtta.jp/career-juku/index.html

